出遅れながらも、準備始まってます

3月の暖かさもどこへやら。
4月に入って早咲きした桜も、このところの寒さによって凍えているようで長持ちしています。

この寒さによって、早咲きした果樹の花が寒さにやられて被害が出ている、なんてニュースも耳にします。気候の変動に大きく左右される農業は、ちょっと不安になってきますね。

それでも田んぼ、畑の準備を進めなくてはいけません。
この冬は、スキー場でのバイト仕事に加えて、別件もあって野良仕事が大幅に遅れています。

トラクターのロータリーの爪交換に始まり、ブルーベリーのせん定などを急ピッチで進めています。

そして、なんといっても新しく導入したビニールハウスの整備をしなくては。このビニールハウスをどう使っていくか、まだ考え中ですが、これまでチマチマと行ってきた農業を、少し本格化したいと思っています。

先日は、今シーズン高山きゅうりを育てる畑に、肥料をまいてもらいました。トラックでまくのであっという間に終了。高山きゅうりの生産も、少し増やしていきたいと思ってます。

そして昨年、新たにつくったニンジンを加工してジュースにしてみたので、これも反応がよければ続けていく予定です。

無農薬・有機でつくったニンジンをそのまま搾ってもらい、そこにクエン酸を加えただけのもの。最初はラベルに「100%」と表示しようと思っていました。しかし、関係機関に確認したところ、「クエン酸が入っているから・・・」と、すんなり100%の表示OKをもらえません。

クエン酸を入れることがグレーな部分らしく、100%表示を入れることをはっきりと公定も否定もしてくれません。「おすすめはしません・・・」的なニュアンスで対応してきます。

「”香料入り”と表示されたオレンジジュースも、普通に100%と書いあるじゃん」。これと同じでしょ。と思いながらも、仕方なく100%の表示はなしにしました。

このニンジンジュースに限らず、なんでもそうなんですが、つくることはできても、問題はどう販売するか。
この点も考えつつ、今年は進んで行こうと思います。