モチモチで冷めてもおいしい

モチモチとした食感で、冷めても硬くなりにくくおいしいと人気の高まってきているお米が「ミルキークイーン」です。

「ミルキークイーン」は「低アミロース米」と言われるものです。このアミロースとはお米に含まれるデンプンの一種で、一般的なうるち米には17〜23%のアミロースが含まれていますが、もち米のアミロース量は0%に近くなります。このアミロースの量がモチモチ感を決めることになります。

で、「”低”アミロース米」とは、一般的なうるち米よりもアミロースが”低い”品種のことを示しています。このため、食感も一般的なうるち米よりも、もち米に近いモチモチしたものとなっているのです。

逆に「高アミロース米」は粘りの少ないお米で、チャーハンなどに向いたお米となります。

「低アミロース米」はモチモチ感が強いので、そのままおいしく食べられることはもちろん、おにぎりや炊き込みごはんなどに向いています。逆に、お寿司やカレーライスには向いていないかもしれません。

「ミルキークイーン」の名前の由来は、米粒が白っぽいからだとか。
右のコシヒカリに比べて、左の「ミルキークイーン」が白っぽいのが分かりますか。
この写真じゃわからないか。

「ミルキークイーン」は農林水産省が行った「スーパーライス計画」という、おいしくて収穫量も多く、病気にも強いお米を開発しようという取り組みから生まれた品種で、いってみれば国が開発したお米でもあるのですね。

この「ミルキークイーン」は、炊くときに水の量に注意が必要です。通常の水の量ではやわらかくなりすぎるため、1割から1.5割程度少なくすることがポイントです。自分好みの水の量、炊き方を見つけてください。また、コシヒカリなどの一般的なうるち米とブレンドすることもおすすめです。


お米の品種や「ミルキークイーン」について知りたい方は以下を参考に。

農林水産省 イネ「こんなにいろいろあるんだ!」
http://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_tanken/ine/03.html

農研機構 低アミロース水稲品種「ミルキークイーン」の食味特性とその利用
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/1996/narc96-001.html

農研機構 稲「ミルキークイーン、ミルキープリンセス」
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/kind-pamph/006758.html